ロータリーバルブの運転中に異音が発生するケースがあります。正常に運転されていれば異音が発生することはまずないため、異音はなんらかの不具合、トラブルが生じているサインである可能性大です。このページでは、代表的な原因である「噛み込み」をはじめ、異音が確認された場合にどういったトラブルが考えられるのか、また回避するにはどういった対策をとればいいのかをご紹介します。
また、ロータリーバルブはサポート対応なども含めて自社のニーズにマッチする製品選びが重要です。自社に合う製品をお探しの方は、提案力のあるおすすめメーカー3選をご確認ください。
ロータリーバルブで異音が発生するケースで主な原因となっているのが、粉体が持つ噛み込み性です。粉体によって噛み込みを起こしやすいものと起こしにくいものがあります。
噛み込み性を持つ代表的な粉体の例としては、穀類、石灰粒、砂、ペレット、チップやその他の顆粒を除く粒体が挙げられます。
噛み込みを原因として発生する異音、つまり噛み込み音は、噛み込みの程度や噛み込んでいる粉体により異なります。噛み込み性粉体は以下のようなトラブルを起こし得るため注意が必要です。
適切な対処をしなければ、操業への影響も出てしまいかねません。
ロータリーバルブの異音の原因としては、他に下記が考えられます。
噛み込みが原因である場合の対策としては、噛み込みを起こさないようにすることと、噛み込んでも噛み切りやすい状況にすることが考えられます。
噛み込み以外に原因がある場合、固着によりローターの摺動音が生じている場合には、クリアランスの設計を最適化することや、分解清掃が可能なサニタリー型の導入などが主な対策です。ローターとケーシング内部の接触音であれば、熱膨張も考慮したクリアランス設計の最適化など、異音の原因に応じた効果的な対策が求められます。
ロータリーバルブの噛み込みの原因となる「噛み込み性」と対策については、下記のページで更に詳しく解説していますので、ぜひ確認してみてください。
グリスなどの「コンタミ」を防ぎ、「洗浄時間」を劇的に短縮したい

駆動部と軸受を機内から完全に隔離したアウトサイドベアリング構造を全機種に採用。軸受部のグリスが食品側へ混入するリスクを根本から防ぎ、製品の安全性を確保。
片側支持のサニタリー構造により、工具を使わずに短時間で分解・洗浄が可能。清掃作業の時間を短縮し、ライン稼働率の向上と作業者の負担軽減を実現。
粉体原料の付着や詰まりを防ぐ多彩な対策仕様を搭載。原料変質やライン停止を防ぎ、安定した生産を支える。
高価な製剤の残留ロスを防ぎ、「歩留まり」を改善したい

ローターを簡単に取り外して内部まで洗浄できる構造により、高薬理活性製剤にも対応。洗浄作業を効率化し、品質リスクを抑える。
短時間で簡単に分解・再組立できるため、多品種生産時の洗浄や段取り替えにかかる時間を短縮し、ライン稼働率を向上。
製剤から原薬の空気搬送まで圧力差のある工程にも対応。低圧用・高圧用の2タイプを揃えているのでラインの条件問わず導入可。
国際防爆規格に準拠し、高負荷による「エア漏れ・摩耗」を防ぎたい

世界20,000台超の設置実績(※)とATEX/IECEx準拠設計により、国際プラント設計への承認と安定稼働を両立。設計リスクと保全コストを低減。
高剛性ケーシングと強化軸受による重工業仕様設計で、高圧(~3.5 barg)・高温(~150 °C)環境下でも安定稼働。設計段階でのリスクと運転中のトラブルを抑制。
高差圧でもリークを最小化する堅牢構造により、システム効率を維持しつつ省エネルギー化を実現。安定供給で製品品質のバラつきを防ぐ。