
ツカサ工業の特徴、取り扱っているロータリーバルブの種類、導入事例などをまとめました。ぜひロータリーバルブメーカー選びにお役立てください。
創業70年以上もの歴史をもつツカサ工業は薄物、曲面の加工技術に優れており、粉体の持つ繊細さに対応できるだけの柔軟性を備えた製品を作ります。
多くの生産者を悩ませる機器の洗浄を容易にしつつ、スムーズな粉体処理が実現できるでしょう。
ひとつひとつが全てオリジナル仕様であり、既存設備の拡張や改良はもちろんのこと、新規製造ラインの構築にも貢献します。

引用元:ツカサ工業株式会社公式HP(https://www.tsukasa-ind.co.jp/product/handling/rotary-feeder/rotary-valve-quantitatively.html)
上図は、ツカサ工業のロータリーバルブ・定量排出型(TRS-D1、-DH)の製品画像です。(※公式HPに図面の掲載はありませんでした。)
ツカサ工業標準モデルのロータリーバルブは上下圧力差のない定量排出型で、モーター直結構造によって省スペース化されているのが特徴。ステンレス製ロータリーバルブにはヘリカルローターを標準装備し、粉粒体の連続的な排出とケース・ブレード間の噛み込みリスクを軽減します。その他にもローター三面エッジ加工をオプションとして追加することも可能です。
製品導入後も有資格者がメンテナンスを行い、使用用途の変更があった際にはチューニングの対応も可能です。
そのほか操作指導、マニュアル作成、機能の追加や変更相談などアフターサービスも充実。
また、ツカサ工業製の機器を遠隔監視するメンテナンスサービスも用意されており、トラブルの予兆察知が可能なので、必要に応じてメンテナンスサービスの利用も検討すると良いかもしれません。
種類については公式HPの記載に準拠しています。

シンプルなデザインとモーター直結構造により、従来のチェーン駆動型バルブに比べて約半分のスペースで設置できる省スペースモデルです。また、清掃が容易でメンテナンスコストも大幅に削減されます。主に、上下の圧力差がない環境で粉粒体を精確に定量排出する用途に最適です。
上下の圧力差がない環境における粉粒体の定量排出、機械輸送や重力落下ラインでの供給工程、省スペース性や清掃性を重視する設備、食品・製粉・化学などで安定した定量供給を求められる用途に適しています。
| 対応用途 | 定量排出用(上下圧力差なし) |
|---|---|
| 構造 | モーター直結構造 |
| 材質 | ステンレス、スチール |
| 標準色(スチール部) | 外面:N9(ホワイト)、内面:食適クリヤー |
| 主なオプション | ローター三面エッジ加工、ヘリカルローター(ステンレス製は標準装備) |

軸シールと軸受ベアリングの間にスペースを設けたアウトメタル方式を採用しています。軸シールのメンテナンスが容易であり、ローターのセンタリングやスラスト方向の微調整もスムーズに行うことができます。主に、空気輸送システムにおけるレシーバーやサイクロンの下など、上下の圧力差がある環境で粉粒体を正確に定量排出する用途に適しています。
空気輸送システムにおけるレシーバーやサイクロン下部など、上下に圧力差が発生する環境での粉粒体の定量排出、圧送・吸引輸送ラインにおいて安定したエアーロック機能を求められる工程に適しています。
| 対応用途 | 定量排出用(上下圧力差あり) |
|---|---|
| 構造 | アウトメタル方式(軸シールと軸受ベアリングの間にスペースを確保) |
| 材質 | ステンレス、スチール |
| 標準色(スチール部) | 外面:N9(ホワイト)、内面:食適クリヤー |
| 主なオプション |
ローター三面エッジ加工、エアーパージ仕様、排出用ホッパー、 モーター・スプロケット・チェーン等駆動部品、専用モーターベース、シャフト安全カバー |

直交軸モーター直結構造を採用したシンプルなデザインが特徴です。従来のチェーン駆動型に比べて約半分のスペースで設置できる省スペースモデルとなっており、清掃やメンテナンスの効率も大幅に改善されています。主に、圧送式空気輸送システムにおけるレシーバーやサイクロンの下など、上下の圧力差がある環境で粉粒体を精確に定量排出する用途に適しています。
圧送式空気輸送システムにおけるレシーバーやサイクロン下部など、上下に圧力差が発生する環境での粉粒体の定量排出、安定したエアーロック機能を求められる輸送ラインに適しています。
| 対応用途 | 定量排出用(上下圧力差あり・圧送式空気輸送) |
|---|---|
| 材質 | スチール |
| 標準色(スチール部) | 外面:N9(ホワイト)、内面:食適クリヤー |
| 標準仕様 | ローター三面エッジ加工、エアーパージ仕様 |
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機械輸送を行っていた製粉会社では残留粉に悩まされていたということから、残留粉の軽減と省スペース化が可能な空気輸送へ変更。
空気輸送の変更に伴い定量供給装置のロータリーバルブを導入し、問題解消に繋げた事例です。
ツカサ工業の最大の特徴は、粉体の性状や製造ラインごとの条件に合わせて、すべてをオリジナル仕様で設計できるカスタマイズ対応力にあります。 定量排出型からエアーロック型、ブロースルー型、偏芯型、サイクロン直結型まで、用途ごとに明確な役割を持った製品群を展開し、ライン全体の安定運転を支えてきました。
特に、ヘリカルローターの標準採用やアウトメタル方式によるメンテナンス性の向上、省スペース化を実現するモーター直結構造など、現場の課題に直結する設計思想が随所に反映されています。 食品・製粉分野での残留粉対策をはじめとした導入実績もあり、粉体処理に関する実務的なノウハウを蓄積してきたメーカーと言えるでしょう。
ロータリーバルブの選定では、扱う粉体や輸送方式、設置条件によって最適な構造が大きく異なります。 このサイトでは、扱う材料や用途の異なる業界別におすすめのロータリーバルブメーカーを紹介しています。 自社の設備条件に近いメーカーを比較しながら、最適なパートナー選びの参考にしてみてください。
グリスなどの「コンタミ」を防ぎ、「洗浄時間」を劇的に短縮したい

駆動部と軸受を機内から完全に隔離したアウトサイドベアリング構造を全機種に採用。軸受部のグリスが食品側へ混入するリスクを根本から防ぎ、製品の安全性を確保。
片側支持のサニタリー構造により、工具を使わずに短時間で分解・洗浄が可能。清掃作業の時間を短縮し、ライン稼働率の向上と作業者の負担軽減を実現。
粉体原料の付着や詰まりを防ぐ多彩な対策仕様を搭載。原料変質やライン停止を防ぎ、安定した生産を支える。
高価な製剤の残留ロスを防ぎ、「歩留まり」を改善したい

ローターを簡単に取り外して内部まで洗浄できる構造により、高薬理活性製剤にも対応。洗浄作業を効率化し、品質リスクを抑える。
短時間で簡単に分解・再組立できるため、多品種生産時の洗浄や段取り替えにかかる時間を短縮し、ライン稼働率を向上。
製剤から原薬の空気搬送まで圧力差のある工程にも対応。低圧用・高圧用の2タイプを揃えているのでラインの条件問わず導入可。
国際防爆規格に準拠し、高負荷による「エア漏れ・摩耗」を防ぎたい

世界20,000台超の設置実績(※)とATEX/IECEx準拠設計により、国際プラント設計への承認と安定稼働を両立。設計リスクと保全コストを低減。
高剛性ケーシングと強化軸受による重工業仕様設計で、高圧(~3.5 barg)・高温(~150 °C)環境下でも安定稼働。設計段階でのリスクと運転中のトラブルを抑制。
高差圧でもリークを最小化する堅牢構造により、システム効率を維持しつつ省エネルギー化を実現。安定供給で製品品質のバラつきを防ぐ。