ロータリーバルブの中にはかなり小型の製品もあります。小型ロータリーバルブは供給が少量であるため利用できるシーンが限られますが、少量供給が求められる場面で活躍します。また省スペースにて設置可能であることも魅力のひとつ。
ここでは小型ロータリーバルブについての概要や特長、用途について解説し、あわせて製品事例をご紹介します。
小型のロータリーバルブとは、外観が一般のものよりもかなり小さく、軽量に作られていることが特徴です。また出力需要も大きくなく、小さな動力で稼働させられます。
小型であるがゆえに供給量が少なく、少量の供給を得たいシーンで活躍します。また小型・軽量であるため設置スペースを選ばず、一般的なサイズのロータリーバルブの設置が難しいような場所で使えることも特長です。
主に小口径である輸送ラインなど、省スペースでの設置を求められる場所にて使用されます。供給量が少ないことから、試験や研究にて少量供給排出用としても利用可能です。
ホッパーからの原料供給に利用できる小型のロータリーバルブの一例。ポケット羽根方式で能力は理論値で~50L/h。口径は25×25mm、25×28mm。正面の蓋を外しローターを容易に取り外すことができ、分解や組立、内部洗浄などが簡単に行える製品があります。
業務提携品として製造された製品の一例であり、小型であることに加えて、分解や組立が容易・ローターの抜き出しが可能・内部洗浄OK、など注目すべき特徴を備えています。常温での使用を前提として作られたものですが、別注によって200℃までの耐熱性や差圧に対応する製品の製造が可能です。
少量供給に適しており、特に粉体周辺機器に効果的です。試験や研究にて省スペースな部分に設置したい場合に役立ちます。口径は25×25mm、25×38mm。羽根6枚、理論排出量0.049 m3/h出せる製品があります。
小型ロータリーバルブは省スペースでも設置しやすい小型・軽量のロータリーバルブのことで、出力需要も抑えられています。少量供給排出用や小口径の輸送ラインで広く活躍するタイプの製品です。
しかしロータリーバルブを導入する際には、その他にも知っておきたいことがさまざまにあります。当サイトではメーカーの探し方のポイントや、導入前に知っておきたい基礎知識などの情報を発信しています。導入を検討している方、ぜひ以下のページを参考に、納得できる製品選びを行ってください。
グリスなどの「コンタミ」を防ぎ、「洗浄時間」を劇的に短縮したい

駆動部と軸受を機内から完全に隔離したアウトサイドベアリング構造を全機種に採用。軸受部のグリスが食品側へ混入するリスクを根本から防ぎ、製品の安全性を確保。
片側支持のサニタリー構造により、工具を使わずに短時間で分解・洗浄が可能。清掃作業の時間を短縮し、ライン稼働率の向上と作業者の負担軽減を実現。
粉体原料の付着や詰まりを防ぐ多彩な対策仕様を搭載。原料変質やライン停止を防ぎ、安定した生産を支える。
高価な製剤の残留ロスを防ぎ、「歩留まり」を改善したい

ローターを簡単に取り外して内部まで洗浄できる構造により、高薬理活性製剤にも対応。洗浄作業を効率化し、品質リスクを抑える。
短時間で簡単に分解・再組立できるため、多品種生産時の洗浄や段取り替えにかかる時間を短縮し、ライン稼働率を向上。
製剤から原薬の空気搬送まで圧力差のある工程にも対応。低圧用・高圧用の2タイプを揃えているのでラインの条件問わず導入可。
国際防爆規格に準拠し、高負荷による「エア漏れ・摩耗」を防ぎたい

世界20,000台超の設置実績(※)とATEX/IECEx準拠設計により、国際プラント設計への承認と安定稼働を両立。設計リスクと保全コストを低減。
高剛性ケーシングと強化軸受による重工業仕様設計で、高圧(~3.5 barg)・高温(~150 °C)環境下でも安定稼働。設計段階でのリスクと運転中のトラブルを抑制。
高差圧でもリークを最小化する堅牢構造により、システム効率を維持しつつ省エネルギー化を実現。安定供給で製品品質のバラつきを防ぐ。