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ロータリーバルブの種類

粉粒体などを定量排出・供給する装置という点は共通していますが、使用する現場や粉粒体によって求められる機能、形状が異なることからロータリーバルブには様々な種類があります。

その種類や名称はメーカーによって異なりますが、当サイトではロータリーバルブの代表的な3つの種類について解説します。

目次

ロータリーバルブの種類「標準型」

標準型

標準型はその名が示すとおり、汎用性が高く標準的なタイプといえるロータリーバルブです。

シール性に優れており、広く使用されているシュラウドレスローター型のほか、シュラウド付きローター型、連続排出や粒状体の排出に向いている傾斜羽根ローター型、さらにゴム羽根ローター型に分類できます。

高温への適性や羽根の形状が異なる点などが各タイプ別の特徴です。

標準型ロータリーバルブに適した搬送物

標準型ロータリーバルブは、粒径が均一で粘着性や湿度が低い砂糖や穀物、プラスチックペレット、セメントなどの乾燥した材料の搬送に適しています。これらの物質は搬送中に付着や詰まりが生じにくく、標準型で安定した性能を発揮します。使用環境は常温・常圧が基本で、特別な耐久性や特殊な機能を必要としない用途に適しています。食品加工工場や建材工場、樹脂加工工場など、一般的な生産ラインで幅広く利用されています。

ロータリーバルブの種類「貫流型」

ロータリーバルブの種類「貫流型」

貫流型は、空気輸送の送り元として使用されているロータリーバルブ。流入する粉粒体を空気輸送により吹き流して排出する構造となっています。

ローターブレードを空気が通過するため、粉粒体の付着が少ないといった特徴があります。また、混送管が内蔵されているため、空気輸送にドロップスルーを用いる場合に比べ、設備の高さが低く抑えられるなどの利点があります。

空気輸送は他の輸送手段に比べ、粉体などの残留や飛散が少なく、石油化学工業界の合成樹脂ペレット、食糧・飼料業界の小麦や大豆などの分野で使用されています。

貫流型ロータリーバルブに適した搬送物

貫流型ロータリーバルブは、湿気を含む粉体や粘着性のある材料を搬送する場合に適しています。湿った砂、飼料、発酵食品といった物質は、通常のロータリーバルブでは詰まりを起こしやすいため、貫流型のスムーズな搬送機能が有効です。使用環境としては、高湿度の条件や定期的な洗浄が必要な現場が該当します。食品工場では衛生管理が求められるため、分解や清掃が容易な貫流型が選ばれます。また、飼料製造施設や化学工場でも、高湿度や腐食性環境での活躍が期待されます。

ロータリーバルブの種類「特殊型」

特殊型

特殊型は文字どおり特殊な用途や機能をもっているロータリーバルブです。

衛生面を重視したサニタリー型や付着物をかき落とせるスクレイパー型、手動で調整できる手動ハンドル型など複数のタイプが存在しています。特殊型の例として、サニタリー型は分解可能で清掃が容易な構造をしている点が大きな特徴です。主に食品や薬品など衛生管理系に使われています。

特殊型ロータリーバルブに適した搬送物

特殊型ロータリーバルブは、標準型や貫流型では対応できない特殊な搬送に用いられます。例えば、爆発性の高い粉体(アルミ粉や炭粉)や高温材料(焼成セメントやスラグ)が該当します。特殊型は、防爆機能や耐熱性能を備えており、過酷な環境や危険性の高い材料を安全かつ効率的に搬送することが可能です。高温・高圧環境や耐腐食性が必要な化学工業、金属加工工場、セメント製造ラインなどで使用されます。

ロータリーバルブの機種選定は
プロに任せよう

ロータリーバルブの用途は窯業や食品製造、薬品製造など多岐にわたります。衛生面やメンテナンスの難易度、使用する粉粒体などの条件によって選ぶべき種類が違う点に注意が必要です。

扱う材料の粒度や粘性、温度などに合わせてバルブを選ぶことで、生産効率を向上したり、故障によるコストを削減したりしてくれます。 このサイトでは、扱う材料が異なる業界からおすすめのロータリーバルブメーカーを紹介しています。

おすすめロータリーバルブメーカーを
扱う材料が異なる業界から選ぶ

扱う材料が異なる業界から選ぶ!ロータリーバルブメーカー3選
    材料を設備へ供給してくれるロータリーバルブ。扱う材料の粒度や粘性、温度などに合わせてバルブを選ぶことで、生産効率を向上したり、故障によるコストを削減したりしてくれます。 ここでは扱う材料が異なる業界からおすすめのロータリーバルブメーカーを紹介します。
食品業界向け

グリスなどの「コンタミ」を防ぎ、「洗浄時間」を劇的に短縮したい

フルード工業
フルード工業
引用元HP:フルード工業株式会社公式HP(https://www.fluideng.co.jp/)

おすすめの理由

駆動部と軸受を機内から完全に隔離したアウトサイドベアリング構造を全機種に採用。軸受部のグリスが食品側へ混入するリスクを根本から防ぎ、製品の安全性を確保。
片側支持のサニタリー構造により、工具を使わずに短時間で分解・洗浄が可能。清掃作業の時間を短縮し、ライン稼働率の向上と作業者の負担軽減を実現。
粉体原料の付着や詰まりを防ぐ多彩な対策仕様を搭載。原料変質やライン停止を防ぎ、安定した生産を支える。

公式HPでラインナップを見る

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製薬業界向け

高価な製剤の残留ロスを防ぎ、「歩留まり」を改善したい

アイシン産業
アイシン産業
引用元HP:アイシン産業株式会社公式HP(https://www.aishin-sangyo.co.jp/)

おすすめの理由

ローターを簡単に取り外して内部まで洗浄できる構造により、高薬理活性製剤にも対応。洗浄作業を効率化し、品質リスクを抑える。
短時間で簡単に分解・再組立できるため、多品種生産時の洗浄や段取り替えにかかる時間を短縮し、ライン稼働率を向上。
製剤から原薬の空気搬送まで圧力差のある工程にも対応。低圧用・高圧用の2タイプを揃えているのでラインの条件問わず導入可。

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化学業界向け

国際防爆規格に準拠し、高負荷による「エア漏れ・摩耗」を防ぎたい

コペリオン
コペリオン
引用元:コペリオン株式会社公式HP(https://coperion.com/jp/)

おすすめの理由

世界20,000台超の設置実績(※)とATEX/IECEx準拠設計により、国際プラント設計への承認と安定稼働を両立。設計リスクと保全コストを低減。
高剛性ケーシングと強化軸受による重工業仕様設計で、高圧(~3.5 barg)・高温(~150 °C)環境下でも安定稼働。設計段階でのリスクと運転中のトラブルを抑制。
高差圧でもリークを最小化する堅牢構造により、システム効率を維持しつつ省エネルギー化を実現。安定供給で製品品質のバラつきを防ぐ。

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※参照元:コペリオン株式会社公式HP https://coperion.com/jp/home-jp 2025年10月31日時点調査