ロータリーバルブは、主に粉粒体の原材料をローターの羽根を使って定量排出・供給し、同時にエアシールの役割も持つ装置ですが、その種類や取り扱いメーカーは多岐にわたります。導入する前に、まずは取り扱う粉粒体や環境によって、どのような製品が適しているのか、しっかりと理解しておくことが重要。
このページでは、粉粒体用ロータリーバルブの構造や種類、使用されている主な業種、メンテナンスなどロータリーバルブの基礎知識についてまとめています。導入をお考えの方は、ロータリーバルブ選定にお役立てください。
また、機種選定の失敗によるトラブルを防ぐには、適切な製品を提案してくれるメーカー選びが要です。下記のページでは、“提案力”に強みのあるおすすめのメーカーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ローターとケーシング内部の接触による「異音」や噛み込みなど、ロータリーバルブにまつわるトラブルは、構造と粉粒体の性質に起因していることがあります。そのため、現場で取り扱う上で、構造を理解しておくことが重要。
ここでは、ケース、ローター、駆動モーターといった主要構造をはじめ、粉粒体が定量排出・供給される仕組みや構造などについて解説しています。
ロータリーバルブを使用する業種は幅広く、多様な現場で鉱物や穀物その他の粉体や粒体の各種原材料などを排出・供給する用途、空気輸送や集塵装置などの用途に役立っています。
導入する際は、自社に近い業種の導入例を見ると参考になることも。ここでは、各業種で扱う粉粒体の例を中心に、主な用途について紹介しています。
ロータリーバルブには大きく分けて標準型、貫流型、特殊型の3種類のタイプがあります。3種類の中でも、粉粒体の種類によって適した構造や、特定の機能に特化したものなど、用途に応じていくつかのタイプに分かれます。
ここでは、ロータリーバルブの種類ごとに、特徴や用途について紹介しています。
ロータリーバルブの排出量の計算を行うことは、原材料の正確な排出・供給を行ううえで重要です。
排出量には、理論排出量と容積効率、実排出量の3項目がかかわっており、ロータリーバルブの機種や粉粒体の特性によっても変わってくるため、それぞれを理解する必要があります。
計算は難しいものではなく、決まった計算式を使用することで排出量の算出が可能。ここでは、機種選定にも役立つ、ロータリーバルブの排出量の計算方法について解説しています。
ロータリーバルブは製造工程における原材料の排出・供給、空気輸送、集塵などの役割を担っていることから、一般的に常時稼働している状態にあります。
そのため、適宜メンテナンスを行うことが大切。メンテナンスが不足しているとトラブルが起きやすく、誤ったメンテナンスは装置の故障だけでなく、工場や人員を巻き込む事故につながりかねません。
ここでは、正しいメンテナンスを行うためのチェックポイントや、怠ることにより発生しかねないトラブル事例について紹介しています。
粉体・粒体輸送の要であるロータリーバルブ。一度トラブルが起きれば生産ライン全体がストップする深刻な事態を招きます。
しかし、適切な予防策を講じれば、多くのトラブルは未然に防げるもの。定期点検による摩耗・異常の早期発見、使用環境に適した潤滑・シール管理、正しい清掃・分解手順の徹底が、トラブル予防の基本となります。
また、高湿度・高温といった環境条件に応じた仕様選定、投入量の適切な管理、異物混入を防ぐ前処理といった運用上の工夫も効果的です。加えて近年普及しているIoT技術による予知保全システムなら、センサーを活用した異常検知とデータ解析により長期安定稼働を支えることができるでしょう。
ロータリーバルブの安定稼働を実現する保守と予防策について確認
ロータリーバルブには国内産だけでなく海外産の製品もあります。自社に合う製品を導入するには、それぞれの特徴やメリットとデメリットを知るとともに、比較検討することが重要です。
さらに、個別の製品の優劣だけでなく、対応などさまざまな要素を総合してニーズにマッチした製品の選定が失敗しないロータリーバルブ選びにつながります。
ここでは、海外産と国内産の違いや特徴について紹介しているので、参考にしてみてください。
ヒトにもモノにも深刻な被害をもたらす可能性のある粉じん爆発。爆発事故を起こした場合、企業は法令により罰則を受ける可能性がありますが、罰則を懸念するよりも、粉じん爆発の予防や防護の対策を十分に行うことが大切です。ここでは、粉じん爆発のメカニズムや企業責任、爆発遮断に対応するロータリバルブなどについて解説しています。
ロータリーバルブの中には、省スペースでも設置できる小型・軽量のものもあります。出力需要が抑えられているため動力が少なくて済み、少量供給排出用としても広く活用されているタイプの製品です。ここでは小型ロータリーバルブの特長や用途を解説した後に、実際にメーカーから提供されている製品例についてもご紹介します。
ロータリーバルブの中には、集塵機下用に開発されたタイプがあります。主な目的は、集塵機下に落ちてきた粉粒体の排出です。ここでは、集塵機下用のロータリーバルブの役割やメンテナンスについて解説するとともに、製品事例もご紹介します。
サニタリー用のロータリーバルブに求められているのは衛生的であること・清潔を容易に保てることです。そのため、分解・組み立てが容易で機械に取り付けやすく、クリーニングが容易でなくてはなりません。ここでは、粉粒体の定量供給が可能なサニタリー用のロータリーバルブの役割や仕組み、メンテナンスなどを紹介します。
高温・高圧対応ロータリーバルブは、過酷な環境下で高温や高圧に耐えなければなりません。
高温状態が長時間続くこともあるため、素材には熱に耐性のあるものを使用していますが、部品が摩耗・劣化していないかどうかを定期的にチェックする必要があります。
本記事では、高温・高圧対応ロータリーバルブの役割やメンテナンスについて詳しく解説しています。
大型のロータリーバルブは、主に鉱砕やコークス、石炭などを排出・供給する用途で使用されます。
また、大量の固形物を効率的に輸送する用途でも利用されるなど、重要な役割を果たすバルブです。
本記事では、大型のロータリーバルブの特徴や用途、製品事例を紹介しますので、参考にしてください。
農業用の乾燥機に付けられているロータリーバルブは、口径が大きいのが特徴です。一般的にお手入れの方法は通常のロータリーバルブと変わりありません。
しかし、農業乾燥機用のロータリーバルブの近くには専用の掃除用ボタンが取り付けられています。押すと約15秒間バルブが回転し、自動で掃除を行う機能があります。ほかにもさまざまなロータリーバルブがあるため、ぜひ他の記事もご覧ください。
ロータリーバルブの羽根車(ローター)は、粉粒体の定量供給や排出、圧力調整、粉じんの制御など、多くの重要な役割を担っています。
特に、粉体を扱う工場では、目詰まりを防ぎながら効率的な搬送を実現するために欠かせない部品です。本記事では、羽根車の基本的な機能や役割について詳しく解説します。
モーター直結型のロータリーバルブは、コンパクトで省スペースでの運用ができる点が特徴です。
材質やローターの形状に応じて、用途に応じたロータリーバルブを導入できます。チェーン駆動式と比べて危険な要素が少なく、導入しやすい価格設定になっています。
オプションとしてカップリング直結や差し込み直結型に対応できる製品もあります。
チェーン駆動型の特徴は、スプロケットを交換することで回転数を調整できることです。
ただし、チェーン、スプロケット、カバーなどの部品を使用するため、サイズが大きくなりメンテナンスの手間がかかります。特徴を把握したうえで、自社に適したロータリーバルブを選びましょう。
ロータリーバルブは粉粒体を一定量ずつ下に落とす装置で、主に定量供給や装置内の圧力を保つ目的で使われます。一方で、スクリューコンベアは螺旋状の羽根を回転させて、粉粒体を横や斜めに搬送する装置です。つまりロータリーバルブは下に落下させる装置で、スクリューコンベアは運ぶ装置といえます。両者を連携することで、作業の効率化と安定化を図れます。
ロータリーバルブとスクリューコンベアの違いとその連携方法について確認
ロータリーバルブに施されるライニング処理は、使用環境に応じた性能や耐久性の向上を目的とした技術です。特に腐食の原因となる粉体を扱う現場や、過酷な条件下での連続運転が求められる状況においては、ライニングによりバルブの損耗を抑えることで、稼働の安定化が見込めます。用途や目的に応じたライニングの適用を検討することが重要です。
空気輸送システムにおいて、ロータリーバルブは気密保持・定量供給・圧力隔離といった重要機能を担う中核装置です。粉体の安定搬送と省エネ、粉じん対策を実現するには、ロータリーバルブの正しい選定と設置が欠かせません。空気輸送ラインの効率と安全性を高めるためのポイントを詳しく解説します。
ロータリーバルブでは、粉体を搬送する際に内部の回転部分を滑らかに動かすため、摩擦を減らすベアリングが欠かせません。主にラジアル玉軸受や軸受ユニットが用いられ、荷重を支えつつ粉じん侵入を防ぎます。経年で摩耗が進むと粉漏れや空気漏れが起こり、性能低下を招くため、定期点検や部品交換といったメンテナンスが重要です。
バイオマス発電向けのロータリーバルブは、対象物の噛み込みを防止し、バイオマス燃料の搬送や投下、倉庫への移動などの幅広い用途に活用されているタイプです。木くずやタイヤ、プラスチック廃材などをまとめて処理できるため、ゴミ処理場でも活用されています。バイオマス発電向けのロータリーバルブを導入する際には、メンテナンスやアフターフォローの充実している業者を選定することが重要です。
豊富な選択肢から
適切な機種を
提案してほしい

フルード工業は、今回調査したメーカーのなかでも最も多い26モデルのロータリーバルブを展開(※2)。これまでの経験を活かし、豊富なラインナップから粉体に応じて適切に機種選定することを得意としています。
※参照元2:フルード工業公式HP (https://www.fluideng.co.jp/products/feeder/rotary_valve.html)
製造ラインも含めて
総合的に
提案してほしい

ツカサ工業は、製造ラインも含めた総合的な提案にも強みのあるロータリーバルブメーカーです。顧客へのヒアリングを通して、粉体の総合エンジニアリング企業ならではの視点で問題点を分析し、課題解決につながる1台を設計・製造しています。
海外拠点にも
国内と同様に
提案してほしい

アイシン産業は、日本だけでなく中国やタイ、インドといった海外に拠点を持ち、世界中に顧客を抱える粉体用マシンの専業メーカーです。現地に日本の技術員を派遣し、日本の技術と品質を海外でも展開。顧客の依頼に対し、スピーディーな製造、サポートを行っています。