ロータリーバルブは、様々な業種、業界で使用されており、その用途は多岐にわたります。このページでは、業界別にロータリーバルブの活用シーンや、使用されている原材料、粉粒体について紹介しています。
石炭や石油をはじめ、さまざまな原材料から各種中間材や製品を生み出している化学業界では、各原材料の定量供給などにロータリーバルブの活用が欠かせません。化学業界で使用されている原材料、粉粒体の例を以下に示します。
食品業界や飲料業界でも主原料と調味料、添加物など各種原材料の定量投入に、ロータリーバルブが活用されています。以下は食品、飲料業界で使用されている主な粉粒体の例です。
薬品業界、医療業界においてもロータリーバルブは重要な装置、機器として、粉薬の切り出しなど薬品の製造現場で利用されています。高度な安全性が求められる医薬品の分野では、衛生面で優れており専用に設計されたロータリーバルブのニーズも高いようです。一般に衛生を意味するサニタリーを冠した「サニタリー型」「サニタリーバブル」などと呼ばれているロータリーバルブは、製薬現場などでの使用に適しています。
窯業ではセメントやガラス、陶磁器などのセラミック製品を製造する工程において、原料を窯で高熱処理します。たとえば、セメント工場における原料の定量供給などに欠かせないのがロータリーバルブです。窯業の主な原材料を以下に示します。
金属、製鉄、鋼を製造する業界では、以下に示す例のような原材料の排出・供給にロータリーバルブを活用しています。
製紙業界におけるロータリーバルブは、以下のような粉粒体に使用されています。
電気業界、電子業界などでは、たとえば二次電池の製造工程でロータリーバルブが使用されています。
ロータリーバルブの用途をひと言で表現すると、原材料などの定量排出・供給となります。
しかし、ここまで紹介した業界の数からもわかるように、その用途は幅広く、扱っている粉粒体も様々です。
例えば、医薬品の製造においては、高度な安全性が求められるため、専用に設計された製品の需要が高まっているとのこと。また、現場によっては、高温・高圧対応でなければならない場合もあります。そのため、ロータリーバルブの導入にあたりメーカーを選ぶ際は、いかに用途や状況に合わせて適切な機種を提案できるかが選定のポイントになります。
以下のページでは、提案力に強みのあるメーカー3選を掲載しています。ぜひ参考にしてみてください。
グリスなどの「コンタミ」を防ぎ、「洗浄時間」を劇的に短縮したい

駆動部と軸受を機内から完全に隔離したアウトサイドベアリング構造を全機種に採用。軸受部のグリスが食品側へ混入するリスクを根本から防ぎ、製品の安全性を確保。
片側支持のサニタリー構造により、工具を使わずに短時間で分解・洗浄が可能。清掃作業の時間を短縮し、ライン稼働率の向上と作業者の負担軽減を実現。
粉体原料の付着や詰まりを防ぐ多彩な対策仕様を搭載。原料変質やライン停止を防ぎ、安定した生産を支える。
高価な製剤の残留ロスを防ぎ、「歩留まり」を改善したい

ローターを簡単に取り外して内部まで洗浄できる構造により、高薬理活性製剤にも対応。洗浄作業を効率化し、品質リスクを抑える。
短時間で簡単に分解・再組立できるため、多品種生産時の洗浄や段取り替えにかかる時間を短縮し、ライン稼働率を向上。
製剤から原薬の空気搬送まで圧力差のある工程にも対応。低圧用・高圧用の2タイプを揃えているのでラインの条件問わず導入可。
国際防爆規格に準拠し、高負荷による「エア漏れ・摩耗」を防ぎたい

世界20,000台超の設置実績(※)とATEX/IECEx準拠設計により、国際プラント設計への承認と安定稼働を両立。設計リスクと保全コストを低減。
高剛性ケーシングと強化軸受による重工業仕様設計で、高圧(~3.5 barg)・高温(~150 °C)環境下でも安定稼働。設計段階でのリスクと運転中のトラブルを抑制。
高差圧でもリークを最小化する堅牢構造により、システム効率を維持しつつ省エネルギー化を実現。安定供給で製品品質のバラつきを防ぐ。