本記事では、モーター直結型のロータリーバルブの用途や仕組みを解説してから、製品事例をご紹介します。
モーター直結型のロータリーバルブは、コンパクトな形状なので省スペースで運用できます。また、チェーン駆動式と比較して危険な要素が少なく、PL対策がしやすい構造です。製品によっては、オプションでカップリング直結や差し込み直結型に対応し、汎用性が高い点も特徴です。
モーター直結型バルブは、チェーン駆動式と比較して価格が低く、導入しやすいメリットがあります。また、インバーター制御によって回転数の変更が可能です。

サイクロンに直接接続できるように設計された専用モデルです。サイクロンから流れる粉粒体の様子を確認できるPET管を標準装備しています。また、カップリングを連結して複数台のバルブと連動させることも可能です。
参照元:粉体ロータリーバルブメーカーの探し方ガイド(https://www.rv-searcher.com/list/tsukasa-ind.html?utm_source=chatgpt.com)

直交軸モーター直結構造のシンプルなロータリーバルブです。圧送式空気輸送において、レシーバーやサイクロンの下といった上下の圧力差がある場所で、粉粒体を一定量ずつ排出します。
参照元:ツカサ工業株式会社(https://www.tsukasa-ind.co.jp/product/handling/rotary-feeder/rotary-valve-air-lock-motor/)

富士工機株式会社が提供する「モーター直結型ロータリーバルブ」は、軽量かつシンプルな構造が特徴です。モーターからロータリーへの伝達ロスが少なく、消費電力を抑えて稼働できます。集塵機の下や、粉体設備のエアシールに適したタイプです。
参照元:富士工機株式会社(https://www.fujiclon.com/products/p1012/)

フルード工業株式会社が提供する「J形ロータリーバルブ」は、JIS規格規格に準拠しています。ISO規格にも合致しているため、国内外を問わず使える点が特徴です。空気輸送や集塵、サイロ単排出、供給まで、幅広くカバーします。さまざまな用途に対応でき、これまで多くの導入実績があります。本製品は、部品がすべて標準化されているため、修理やメンテナンス時にスムーズに交換できます。
参照元:フルード工業株式会社(https://www.fluideng.co.jp/products/feeder/rotary_valve/gp_type.html)

三興空気装置株式会社が提供する「直結型/DGR」は、省スペースで運用できるロータリーバルブです。チェーンやスプロケットが不要であることに加え、給油作業も必要ありません。インバーター対応型モーターを使用して、回転数を調整できます。
参照元:三興空気装置株式会社(https://www.sankoair.co.jp/lineup/2011/09/dgr.html)
モーター直結型バルブはコンパクト形状から、省スペースで運用できる点が魅力です。製品によって適したさまざまな特徴があるほか、オプションを用意している製品もあるので、用途に応じた製品を選んで導入しましょう。
粉体ロータリーバルブを導入する際には、押さえておくべきポイントがあります。以下のページでは導入に向けて知っておきたい情報を発信していますので、ぜひ参考にしてください。
グリスなどの「コンタミ」を防ぎ、「洗浄時間」を劇的に短縮したい

駆動部と軸受を機内から完全に隔離したアウトサイドベアリング構造を全機種に採用。軸受部のグリスが食品側へ混入するリスクを根本から防ぎ、製品の安全性を確保。
片側支持のサニタリー構造により、工具を使わずに短時間で分解・洗浄が可能。清掃作業の時間を短縮し、ライン稼働率の向上と作業者の負担軽減を実現。
粉体原料の付着や詰まりを防ぐ多彩な対策仕様を搭載。原料変質やライン停止を防ぎ、安定した生産を支える。
高価な製剤の残留ロスを防ぎ、「歩留まり」を改善したい

ローターを簡単に取り外して内部まで洗浄できる構造により、高薬理活性製剤にも対応。洗浄作業を効率化し、品質リスクを抑える。
短時間で簡単に分解・再組立できるため、多品種生産時の洗浄や段取り替えにかかる時間を短縮し、ライン稼働率を向上。
製剤から原薬の空気搬送まで圧力差のある工程にも対応。低圧用・高圧用の2タイプを揃えているのでラインの条件問わず導入可。
国際防爆規格に準拠し、高負荷による「エア漏れ・摩耗」を防ぎたい

世界20,000台超の設置実績(※)とATEX/IECEx準拠設計により、国際プラント設計への承認と安定稼働を両立。設計リスクと保全コストを低減。
高剛性ケーシングと強化軸受による重工業仕様設計で、高圧(~3.5 barg)・高温(~150 °C)環境下でも安定稼働。設計段階でのリスクと運転中のトラブルを抑制。
高差圧でもリークを最小化する堅牢構造により、システム効率を維持しつつ省エネルギー化を実現。安定供給で製品品質のバラつきを防ぐ。