ロータリーバルブは粉粒体を定量排出・供給する装置であり、取り扱う粉体、粒体が装置内の各所に詰まることがあります。粉体と粒体のどちらが詰まりやすいか、付着性が高いかは一概にはいえません。この記事ではロータリーバルブの詰まりの原因となる付着性について、代表的な粉粒体や対策、考えられるトラブルを解説します。
また、ロータリーバルブはサポート対応なども含めて自社のニーズにマッチする製品選びが重要です。そのためには、提案力に強いロータリーバルブメーカーを探すことがおすすめ。以下では、ロータリーバルブの選定や提案に強みを持つ3社を紹介しています。自社にマッチしたメーカー選びにお役立てください。
ロータリーバルブの詰まりの主な原因は、粉体が持つ付着性です。もっとも、粉体を扱う装置である以上、多少の付着は予測されるものであり、使い方を工夫することで大きなトラブルを回避できる可能性はあります。しかし、扱う粉体の特性もあって、詰まりをなくすことは容易ではないといえるでしょう。
付着性を持つ代表的な粉体の例として、粉砂糖、ホエイパウダー、顔料、食塩などが挙げられます。その他にも、付着の原因となる静電気を発生しやすい粉体や湿気によりべたつきやすい粉体は付着性を持つ粉体と呼べるでしょう。
ロータリーバルブに起こる詰まりの症状としては、ローターの羽根間(ポケット)での詰まりやノズルの詰まりがあります。また、詰まるまでに至らない場合でも付着が大きくなるとトラブルを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
付着性を持つ粉体は、ロータリーバルブの内部に付着することで、詰まりだけでなく次のようなトラブルを招くおそれがあります。
自然に落ちない程度になったロータリーバルブの付着、詰まりに対しては、スクレイパーを使ってのかき落としや、サニタリー型であれば分解しての清掃が考えられます。代表的な予防策は、テフロン加工、スクレイパー付きやサニタリー型ロータリーバルブへの交換です。
ロータリーバルブの詰まりの原因となる「付着性」について、付着性をもつ粉体や、詰まりによって起こるトラブルから対策までご紹介しました。トラブルを事前に防ぐには、扱う粉体の特性を理解したうえで、適切なロータリーバルブの選定と事前の対策がポイントです。選定に迷う場合は、提案力に強みのあるロータリーバルブメーカーに相談してみましょう。
グリスなどの「コンタミ」を防ぎ、「洗浄時間」を劇的に短縮したい

駆動部と軸受を機内から完全に隔離したアウトサイドベアリング構造を全機種に採用。軸受部のグリスが食品側へ混入するリスクを根本から防ぎ、製品の安全性を確保。
片側支持のサニタリー構造により、工具を使わずに短時間で分解・洗浄が可能。清掃作業の時間を短縮し、ライン稼働率の向上と作業者の負担軽減を実現。
粉体原料の付着や詰まりを防ぐ多彩な対策仕様を搭載。原料変質やライン停止を防ぎ、安定した生産を支える。
高価な製剤の残留ロスを防ぎ、「歩留まり」を改善したい

ローターを簡単に取り外して内部まで洗浄できる構造により、高薬理活性製剤にも対応。洗浄作業を効率化し、品質リスクを抑える。
短時間で簡単に分解・再組立できるため、多品種生産時の洗浄や段取り替えにかかる時間を短縮し、ライン稼働率を向上。
製剤から原薬の空気搬送まで圧力差のある工程にも対応。低圧用・高圧用の2タイプを揃えているのでラインの条件問わず導入可。
国際防爆規格に準拠し、高負荷による「エア漏れ・摩耗」を防ぎたい

世界20,000台超の設置実績(※)とATEX/IECEx準拠設計により、国際プラント設計への承認と安定稼働を両立。設計リスクと保全コストを低減。
高剛性ケーシングと強化軸受による重工業仕様設計で、高圧(~3.5 barg)・高温(~150 °C)環境下でも安定稼働。設計段階でのリスクと運転中のトラブルを抑制。
高差圧でもリークを最小化する堅牢構造により、システム効率を維持しつつ省エネルギー化を実現。安定供給で製品品質のバラつきを防ぐ。