本記事では、ロータリーバルブとスクリューコンベアの違いや両者を連携させる目的・方法について解説します。
ロータリーバルブは、円筒形のケーシング内に回転するローター(羽根車)を備えた装置です。上部から投入された粉粒体を、一定量ずつ下部へ排出します。回転動作により粉粒体を定量供給し、エアシール効果で上部と下部の圧力差を維持しながら空気漏れを防ぐ仕組みです。
また、ロータリーバルブには「ドロップスルー型」と「ブロースルー型」の2種類があります。前者は重力を利用して粉粒体を落下させる方式で、後者は空気輸送ラインと組み合わせて粉粒体を搬送する方式です。以下のページで、ロータリーバルブを導入する際に押さえておくべき基礎知識を解説していますので、参考にしてください。
ロータリーバルブ導入前に
押さえておくべき基礎知識を
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一方で、スクリューコンベアは、筒状のケーシング内にある螺旋状の羽根(スクリュー)を取り付けた装置です。スクリューの軸を回転させて、高い密閉性で、粉塵の飛散を防ぎながら水平や傾斜方向に搬送します。スクリューの形状やピッチを調整することで、搬送物の攪拌や粉砕、脱水などの処理も可能です。
ロータリーバルブはサイロやホッパーなどの下部に設置され、粉粒体を定量的に供給する用途に適しています。特に、空気輸送システムや集塵装置と組み合わせて使用されることが多く、粉粒体の供給と同時にエアシールの役割も果たす装置です。
一方で、スクリューコンベアは粉粒体の搬送に特化しており、工場内での原料移送や廃棄物処理などの用途で利用されています。スクリューの形状を工夫することで、搬送と同時に粉粒体の処理を行うことも可能です。
ロータリーバルブとスクリューコンベアは異なる役割を持ちますが、粉粒体の処理工程では連携して使用されることがあります。連携の目的は、粉粒体の定量供給と効率的な搬送を同時に行うことです。
粉粒体の処理工程において、まずロータリーバルブが上部のホッパーやサイロなどから落下してくる粉粒体を一定量ずつ下部に排出し、主に定量供給とエアシール(気密保持)の機能を担います。そしてスクリューコンベアが、筒状のケーシング内でスクリュー(螺旋羽根)を回転させることで、粉粒体を横方向や傾斜方向に搬送するのです。
2つの装置を組み合わせることで、粉粒体処理工程の効率性と安定性を高められる点がメリットです。例えば集塵装置やホッパーの下部から排出される粉粒体を、ロータリーバルブで一定量に制御しながら排出し、そのままスクリューコンベアに受け渡して搬送して処理できます。連携によって装置の上部と下部の圧力差を維持しつつ、搬送ラインへの安定供給が見込めます。
ロータリーバルブとスクリューコンベアを連携させることで、作業の効率化と安定化を図れます。下記の「他にも読まれている関連記事」では、ロータリーバルブについて幅広い情報を発信していますので、ぜひご一読ください。
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