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【特集】失敗する前に!ロータリーバルブの“機種選定”の大切さ

ロータリーバルブにトラブルが生じると、プラント全体の機能停止につながる可能性があります。トラブルが発生してからの対処は適切に行う必要がありますが、それ以上に導入前の機種選定が重要です。

ここでは、今回調査したメーカーのなかで最も多い26モデルのロータリーバルブを展開(※)し、機種選定にも強いフルード工業を特集。機種選定において「留意するべきポイント」や「選定を誤ると起こるトラブル」を事例とともにご紹介します。

(※2023年6月19日現在)
目次

適切な機種選定が強みのフルード工業について

フルード工業株式会社公式HPキャプチャ
引用元HP:フルード工業株式会社公式HP(https://www.fluideng.co.jp/)

フルード工業は1969年の創業の老舗メーカーです。1978年に日本初(※)となるJIS標準数仕様ロータリーバルブを発売し、2014年には田島精機工業との業務統合を行うなど、業界をけん引する代表的なメーカーとしての歩みを進めています。

フルード工業の強みは、豊富な経験と実績、高い技術力をもって、粉体に応じ適切な機種選定を実現できる点。これまで培った経験を活かし、26モデルの豊富なラインナップからニーズに沿う提案を行います。創業時はエンジニアリング業から発足していることから、製品だけでなく、付随する設備やリスクに関する総合的なアドバイスも可能です。

※参照元:産業技術史資料情報センター「産業技術史資料データベース」(https://sts.kahaku.go.jp/sts/detail.php?no=109811101012&c=&y1=&y2=&id=&pref=&city=&org=&word=&p=1030)

ロータリーバルブの機種選定を誤ると
こんな失敗が起こる

事例1:ロータのケーシング内面への
接触による音発や損傷

食品メーカーであるお客様は、粉末食品の製造ラインで使用していたロータリーバルブの音発にお悩みでした。この粉末食品は、元来固着の懸念がある類のものであるうえ、過熱、粉砕、乾燥などのプロセスを経て製造されており、原料の含有水分や周囲温度の違いによりわずかな結露水分でも付着や固着が助長されてしまうものでした。

また、空気輸送方式で輸送されるラインではエアシール目的としてロータリーバルブが使用されており、上下の圧力差に耐えうる機械剛性に併せて、食品製造ラインということで、衛生管理上 日に何度も分解清掃を行うことが可能なサニタリ性も必要でした。使用されていたロータリーバルブは分解が容易な反面、上下の圧力差に対して剛性が十分とは言えず、圧力を受けて変位したロータがケーシングに接触したり、扱い品の固着層をロータで摺ったりして音発しておりました。

分解が容易なうえ、上下圧力差が大きな条件下でも使用可能なフルード製サニタリタイト形ロータリーバルブに重固着対策を施した機種をご採用いただき、音発問題が解決されました。

※引用元:フルード工業公式HP (https://www.fluideng.co.jp/case.html)

事例2:扱い品がロータリーバルブ上側で流下しなくなった

大手食用油製造メーカーであるお客様から、お客様がご用意したロータリーバルブでは、扱い品である大豆の皮がロータリーバルブ上で流下しなくなることがあり困っているとのご相談がありました。詳細をお伺いした結果、ロータリーバルブの下が高圧の条件で、既設のロータリーバルブではシール性能が不十分ゆえ、発生した上向きの気流により大豆の皮の流下が妨げられていることが原因でした。

大豆の皮をスムーズに流下させるには上向きの気流をどのくらいに抑えれば良いのかを技術検討のうえ、十分なシール性を担保できる設計・構造のロータリーバルブをご提案いたしました。

※引用元:フルード工業公式HP (https://www.fluideng.co.jp/case.html)

失敗を防ぐには?
ロータリーバルブ選定時の留意点

失敗を防ぐために、ロータリーバルブの機種選定では最低限何に気をつければ良いのでしょうか?フルード工業の取り組みをご紹介します。

扱い品の大きさと特性をヒアリング

粉体、とくに粒状の扱い品がクリアランスよりも大きい場合、噛み切れないとトラブルの原因となります。固着性や付着性、摩耗性などについても、それぞれに対応した機種選定が必要です。

こういった事態を未然に防ぐために、フルード工業では粉体の種類やかさ密度など、扱うものや諸条件について事前に綿密なヒアリングをおこなっています。

温度などの条件を把握

前述の熱膨張とクリアランスの関係や、ロータリーバルブ自体の対応温度、軸封構造などは、選択を誤ると損傷や運転停止につながりかねない留意点です。

フルード工業では、こうした損傷などの事故を避けるために、温度や圧力などをしっかりと把握したうえで、必要に応じてサンプルでテストを行っています

メーカーの品質管理や経営状況も重要

ロータリーバルブがカタログに掲載されているスペックどおりの性能を発揮するかという点で、メーカーの品質管理は重要です。また、経営状況はサポート体制に影響すると考えられるため、可能な限り注意する必要があります。

フルード工業は、1978年に日本初(※1)となるJIS標準数仕様のロータリーバルブの開発・発売を実現した高い技術力を持ち合わせており、創業時からのクレーム率はわずか0.02%という実績(※2)も、その高い品質管理技術を裏付けています。

※参照元1:産業技術史資料情報センター「産業技術史資料データベース」 (https://sts.kahaku.go.jp/sts/detail.php?no=109811101012&c=&y1=&y2=&id=&pref=&city=&org=&word=&p=1030)
※参照元2:フルード工業公式HP (https://www.fluideng.co.jp/case/advantage.html)

失敗を回避!
フルード工業の機種選定の流れ

※引用元:フルード工業公式YouTube (https://youtu.be/HxwuG1eUvNY?si=ZYFhwLbeNkM8L0FR)

STEP1:基本情報のヒアリング

ここまでに紹介した失敗事例を防ぐために、フルード工業は以下の基本情報をしっかりとヒアリングして、間違いのない機種選定に役立てています。

基本情報については、公式HPの見積依頼フォームから入力・送信することも可能ですが、必要に応じて追加で質問を行うことも。顧客にとって必要十分なスペックの製品を提案できるよう、入念に確認を行っています。

STEP2:サンプルによる実験

フルード工業は、必要に応じてサンプルを送付してもらい、テストを行っています

入念なヒアリングを通し、プロの視点から机上で仕様を判断することも可能ですが、それだけで判断が難しい場合は実験を行うなど、柔軟に対応。

また、顧客からロータリーバルブの要望があった場合でも、リスクや諸条件に応じて代替機器を提案。ただ希望に従うのではなく、先々のことも考慮したうえで顧客にとって適切な提案を心がけています。


STEP3:総合的な判断

フルード工業は、上下の機器や設置環境、運転条件といった諸条件も考慮したうえで、エンジニアリング会社の視点で機種・仕様の選定判断をし、適切な提案をしています。

場合によっては使用環境が数百℃の高温であったり、特殊な性質をもった原料を扱っていたり、顧客によって事情は様々。入念なヒアリングや、プロとして培った経験、技術的考察を重ねて蓄積したノウハウをもとに、総合的な判断を下しています。


プロの提案を通し、
自社に合うロータリーバルブで
トラブルを最小限に

プラント全体の機能停止といったトラブルを防ぐには、事前にロータリーバルブをきちんと選定することが大切です。

フルード工業なら、事前のヒアリングや実験をおこない、さらに設置環境など様々な条件を考慮したうえで、顧客に合わせた提案が可能。豊富なラインナップから自社に合う製品を提案してもらえるだけでなく、リスクに関する提言も含めた手厚いトータルサポートを受けることができます。

詳しくは、フルード工業の公式HPをご確認ください。


フルード工業の公式HPで
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