ロータリーバルブで起きる「排出不良」の原因の一つとして、粉体の摩耗性があります。ロータリーバルブの摩耗は、上下のガス圧力に差がある場合、驚くほどの速さで進行するケースがあるため日常のチェックが欠かせません。このページでは、摩耗性を持つ代表的な粉体や粉漏れの症状、その他のトラブルと対策について解説します。
ロータリーバルブはサポート対応なども含めて自社のニーズにマッチする製品選びが重要です。
こちらのページから"提案力"が強みのメーカー3選をご確認ください。
摩耗性を持つ代表的な粉体には、硬質摩耗を起こしやすい砂、珪砂、焼却灰やセメント、石粉などと、腐食摩耗につながる活性炭などがあります。
ケーシングとローター間の摩耗によりエアシール機能が低下し、作動不良や、粉体がうまく排出されないなどのトラブルを引き起こします。
前述したようにガス圧力差がある場合は急速に摩耗が進み、症状が部分的に大きくなる可能性がある反面、ガス圧力差がない場合は症状が出るほど摩耗が進行しないか、ゆっくりと均一的に症状が出るケースが一般的です。腐食摩耗は腐食性物質に晒され続けることで、ジワジワと進行します。
摩耗性粉体はエアーシール性能の低下による排出不良以外にも、以下のようなトラブルを起こし得ます。
ロータリーバルブの主な摩耗対策として、ケーシング内面および側面、ローター羽根外周部、ローターシャフトグランドパッキンシール部の接粉部に硬化処理を行うなどの方法が挙げられます。
その他には、粉体の粒の大きさや特性、圧力条件を考慮したクリアランス設計の最適化、耐摩耗性の高い部材や耐食性の高い部材の使用などが考えられます。
摩耗によるトラブルを事前に防ぐためには、扱う粉体の特性や条件を考慮したうえで、ロータリーバルブの適切な機種選定や設計が重要。導入で失敗しないためには、提案力のあるプロに相談することも検討しましょう。
豊富な選択肢から
適切な機種を
提案してほしい

フルード工業は、今回調査したメーカーのなかでも最も多い26モデルのロータリーバルブを展開(※2)。これまでの経験を活かし、豊富なラインナップから粉体に応じて適切に機種選定することを得意としています。
※参照元2:フルード工業公式HP (https://www.fluideng.co.jp/products/feeder/rotary_valve.html)
製造ラインも含めて
総合的に
提案してほしい

ツカサ工業は、製造ラインも含めた総合的な提案にも強みのあるロータリーバルブメーカーです。顧客へのヒアリングを通して、粉体の総合エンジニアリング企業ならではの視点で問題点を分析し、課題解決につながる1台を設計・製造しています。
海外拠点にも
国内と同様に
提案してほしい

アイシン産業は、日本だけでなく中国やタイ、インドといった海外に拠点を持ち、世界中に顧客を抱える粉体用マシンの専業メーカーです。現地に日本の技術員を派遣し、日本の技術と品質を海外でも展開。顧客の依頼に対し、スピーディーな製造、サポートを行っています。