ロータリーバルブで起きる「排出不良」の原因の一つとして、粉体の摩耗性があります。ロータリーバルブの摩耗は、上下のガス圧力に差がある場合、驚くほどの速さで進行するケースがあるため日常のチェックが欠かせません。このページでは、摩耗性を持つ代表的な粉体や粉漏れの症状、その他のトラブルと対策について解説します。
ロータリーバルブはサポート対応なども含めて自社のニーズにマッチする製品選びが重要です。
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摩耗性を持つ代表的な粉体には、硬質摩耗を起こしやすい砂、珪砂、焼却灰やセメント、石粉などと、腐食摩耗につながる活性炭などがあります。
ケーシングとローター間の摩耗によりエアシール機能が低下し、作動不良や、粉体がうまく排出されないなどのトラブルを引き起こします。
前述したようにガス圧力差がある場合は急速に摩耗が進み、症状が部分的に大きくなる可能性がある反面、ガス圧力差がない場合は症状が出るほど摩耗が進行しないか、ゆっくりと均一的に症状が出るケースが一般的です。腐食摩耗は腐食性物質に晒され続けることで、ジワジワと進行します。
摩耗性粉体はエアーシール性能の低下による排出不良以外にも、以下のようなトラブルを起こし得ます。
ロータリーバルブの主な摩耗対策として、ケーシング内面および側面、ローター羽根外周部、ローターシャフトグランドパッキンシール部の接粉部に硬化処理を行うなどの方法が挙げられます。
その他には、粉体の粒の大きさや特性、圧力条件を考慮したクリアランス設計の最適化、耐摩耗性の高い部材や耐食性の高い部材の使用などが考えられます。
摩耗によるトラブルを事前に防ぐためには、扱う粉体の特性や条件を考慮したうえで、ロータリーバルブの適切な機種選定や設計が重要。導入で失敗しないためには、提案力のあるプロに相談することも検討しましょう。
グリスなどの「コンタミ」を防ぎ、「洗浄時間」を劇的に短縮したい

駆動部と軸受を機内から完全に隔離したアウトサイドベアリング構造を全機種に採用。軸受部のグリスが食品側へ混入するリスクを根本から防ぎ、製品の安全性を確保。
片側支持のサニタリー構造により、工具を使わずに短時間で分解・洗浄が可能。清掃作業の時間を短縮し、ライン稼働率の向上と作業者の負担軽減を実現。
粉体原料の付着や詰まりを防ぐ多彩な対策仕様を搭載。原料変質やライン停止を防ぎ、安定した生産を支える。
高価な製剤の残留ロスを防ぎ、「歩留まり」を改善したい

ローターを簡単に取り外して内部まで洗浄できる構造により、高薬理活性製剤にも対応。洗浄作業を効率化し、品質リスクを抑える。
短時間で簡単に分解・再組立できるため、多品種生産時の洗浄や段取り替えにかかる時間を短縮し、ライン稼働率を向上。
製剤から原薬の空気搬送まで圧力差のある工程にも対応。低圧用・高圧用の2タイプを揃えているのでラインの条件問わず導入可。
国際防爆規格に準拠し、高負荷による「エア漏れ・摩耗」を防ぎたい

世界20,000台超の設置実績(※)とATEX/IECEx準拠設計により、国際プラント設計への承認と安定稼働を両立。設計リスクと保全コストを低減。
高剛性ケーシングと強化軸受による重工業仕様設計で、高圧(~3.5 barg)・高温(~150 °C)環境下でも安定稼働。設計段階でのリスクと運転中のトラブルを抑制。
高差圧でもリークを最小化する堅牢構造により、システム効率を維持しつつ省エネルギー化を実現。安定供給で製品品質のバラつきを防ぐ。